
【新シリーズ 第3回】足裏バランスで変わる!
2025年11月20日 11:32
【新シリーズ 第3回】足裏バランスで変わる!
体重移動とスイング安定の秘訣
「右足がすぐめくれる」
「体が流れる」
「インパクトが弱い」
これらはすべて 足裏の使い方 が原因です。
つまり、
👉 足裏バランスが整えば
👉 体重移動もスイング安定も勝手に良くなる
ということです。
■ なぜ右足が早くめくれるのか?
右打ちの場合、多くの人が
ダウンスイングの初動で 右足のかかとが浮いてしまいます。
これは…
❌ 足裏の真下に体重を乗せられていない
❌ 足裏の外側にばかり乗っている
❌ 股関節で支えられず逃げ場が生まれている
という状態。
このとき身体は
「踏ん張れない → 浮かせて逃がす」
という反応を起こします。
結果、
体が左右にブレる
上半身が先に開く
手打ちになりやすい
ミート率が低下
スイングが安定しない原因は足裏の逃げにあるのです。
■ 体重移動が安定する「足裏の使い方」
体重移動は
「右足 → 左足」ではありません。
正しくは…
👉「右足の内側 → 左足の内側」に移動させる
外側に乗ると体がスウェーしてブレます。
内側に乗ると、軸がブレず力が逃げません。
✨ポイントは足裏3点バランス
足裏には
① 親指の付け根
② 小指の付け根
③ かかと
の「3点」があります。
この3点のうち、
内側ライン(親指の付け根〜内くるぶし側)に乗るとブレが消えます。
これができるだけで、
✔ スウェーが消える
✔ フィニッシュが安定する
✔ インパクトが厚くなる
✔ 右足がめくれなくなる
など、スイングの安定性が格段に変わります。
■ インパクトが強くなる地面のつかみ方
インパクトを強くするには、
足裏で地面をつかむ感覚が大事です。
とはいえ、難しいことは不要。
▶ スタンと軽く立ち
▶ 足指は「軽く丸める」のがコツ
足指をぎゅっと握ると逆に不安定になり、
足首〜股関節まで力みが広がります。
▶ 足裏で地面にのる感覚を作る
これだけで
踏ん張り → 反力 → 回転力
の流れが生まれます。
■ すぐできる!足裏改善エクササイズ
① 足指グーパー
イスに座り、足指をゆっくり動かす。
→ 地面を掴みやすくなる。
② 内くるぶしタッチ立ち
両ひざを軽く緩め、内くるぶしを近づける意識で立つ。
→ 下半身の軸が整い、体重移動がスムーズに。
③ 足裏3点意識アドレス
アドレスで、
親指の付け根・小指の付け根・かかとに均等に体重をのせる。
→ ブレが激減。
🏥末広整体ラボの視点
足裏は 地面との唯一の接点。
ここが変わるだけで、
股関節の使い方、胸の回転、体幹の安定がすべて変わります。
当院では、
足裏バランス測定
股関節の軸づくり
足→体幹→胸の連動改善
スイング×身体の使い方チェック
を組み合わせ、足から飛ばせる体をつくります。
■ まとめ
足裏を整えると、スイングの安定×飛距離UPが同時に手に入る。
技術よりもまず「足」。
腰痛やミスショットの原因が
足裏のバランスにあることは珍しくありません。
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