
【第7回】体がスイングを邪魔している?
2025年11月05日 11:09
【第7回】体がスイングを邪魔している?
硬さチェックで見える意外な落とし穴
「練習してもスイングが安定しない…」
「腰や手首ばかり痛くなる…」
それ、フォームのせいではなく、
体の硬さ(可動域の制限)が原因かもしれません。
「スイングの乱れ」は、体が動かないサイン
ゴルフでは、クラブを動かす前に体がどう動くかが決まっています。
もし、股関節や胸椎(みぞおち周り)が固いままだと、
腕や腰が代わりに無理して動くことでスイングバランスが崩れます。
たとえば…
股関節が硬い → 腰をひねりすぎて腰痛に
胸椎が動かない → 手打ちスイングに
肩甲骨が詰まる → フォローが小さくなる
これらはすべて、「体の連動が止まっているサイン」です。
スイングの動きは「可動域の連鎖」
スイング時の回転は、
👉 股関節 → 骨盤 → 胸椎 → 肩 → 腕 → クラブ
という順番で連動しています。
どこか1つでも硬くなると、
その先が過剰に動こうとして痛みが出やすくなるのです。
つまり、痛みはフォームの問題ではなく、連鎖のズレ。
だからこそ、「体の動き方」を整えることが何より大切です。
自宅でできる簡単チェック!
次の3つを試してみてください👇
✅① 胸の回旋チェック
椅子に座り、骨盤を動かさずに上半身だけを左右にねじる。
→ 45度以上回らない場合、胸椎の硬さが疑われます。
✅② 股関節の内旋チェック
仰向けで膝を立て、片膝を内側に倒す。
→ 床につかない・つっぱる人は股関節の可動制限あり。
✅③ 肩甲骨の動きチェック
壁に背中をつけ、両腕を上げて耳につける。
→ 腕が途中で止まる・腰が反る人は肩甲骨の動きが不足。
動きを変えれば、スイングも変わる
可動域が広がると、
フォームが自然に安定する
力みが減ってミスショットが減る
腰・手首・肘の負担が軽くなる
つまり、「技術を磨く前に、体を整える」ことが
スコアアップの最短ルートなんです。
🏥末広接骨院のゴルフ整体
当院では、
可動域の制限(股関節・胸椎・肩甲骨)の評価
筋膜リリース・関節モビリゼーション
“動ける体”をつくる運動療法
を組み合わせ、スイングを邪魔しない体づくりをサポートしています。
「飛距離を伸ばしたい」も「痛みを減らしたい」も、
その答えは“動ける体”の中にあります。
📍半田市和泉町110-2/末広接骨院・末広整体ラボ
ゴルフ肘・手首痛・腰痛の専門施術
💬まとめ
スイングが安定しないのは、フォームの問題ではなく「体の可動域」の問題。
固まった体をほぐすだけでなく、正しく動かせる体に整えることが大切です。
次回【第8回】
「好きなゴルフを“痛みのせいでやめたくない”あなたへ」
― 感情に寄り添う“再発しない体づくり”の考え方へ続きます。