末広接骨院のからだコラム|腰痛・肩こり・姿勢の専門情報発信

【第5回】ラウンド前後の5分で変わる!

2025年10月25日 11:52

【第5回】ラウンド前後の5分で変わる!

腰を守るゴルファーのストレッチ&ウォームアップ法


 


ゴルフ前後のたった5分で腰の負担を減らすストレッチ法を紹介。
スイング軸を安定させ、腰痛を防ぎ、飛距離アップにつながる末広式ウォームアップを解説!【末広接骨院】

 

スイングの安定は「準備」で決まる

スイング中の腰痛やミスショット。
実はその多くが、「プレー前の体の準備不足」にあります。


筋肉や関節が硬いままスイングを始めると、

  • 腰で無理に回転してしまう

  • 股関節が使えず“手打ち”になる

  • 胸椎が動かず、スイングの再現性が下がる


結果的に、腰や背中に大きな負担がかかります。

つまり、ウォームアップ=腰を守る最初の防御のです。

 

ゴルファーの体はラウンド前後5分で守れる

ゴルフは1日中動くスポーツに見えて、
実際は「歩く」 「止まる」 「回す」の繰り返し。


そのため、筋肉の切り替え動作が大切です。
特に、プレー前後の5分で次のような効果が得られます↓


✅ 可動域が広がりスイングがスムーズに
✅ 腰・股関節・肩のねじれ負担が減る
✅ 翌日の筋肉痛・疲労を防ぐ
✅ 集中力UP・スコア安定

 

【プレー前】動的ストレッチ(ウォームアップ編)

① ヒップスイング(股関節を起こす)

  • 両手を腰に当て、骨盤を前後に軽くゆらす

  • 10〜15回、呼吸を止めずに行う

◎ポイント
股関節を動かして「骨盤を立てる」意識を持つ。
腰ではなくお尻で動く感覚が大切。

 

② ツイストウォーク(体幹と胸椎を起こす)

  • 一歩踏み出すたびに、反対の手を大きく振り上げる

  • 10歩×2セット

  • 胸を開くようにして歩く

◎ポイント
みぞおちから回す意識で胸椎の可動域を引き出す。
腰をねじらず、上体全体でリズミカルに動く。

 

③ ショルダーローテーション(肩・胸・体幹)

  • クラブを両肩に担ぎ、体を左右に軽く回す

  • 10〜15回

  • ゆっくり呼吸しながら、可動範囲を徐々に広げる

◎ポイント
胸を開く意識で「胸椎のひねり」を作る。
腰は固定して“みぞおちから回す”イメージが◎。


【プレー後】静的ストレッチ(クールダウン編)

① ハムストリングストレッチ(もも裏)

  • 片足を前に出し、つま先を上に向ける

  • 背中をまっすぐにして軽く前に倒す

  • 20秒×左右

◎ポイント
背中を丸めず股関節から倒すのがコツ。
腰を伸ばそうとせず、お尻の付け根を意識。

 

② 体側ストレッチ(腰〜わき腹)

  • 片手を頭の上に伸ばし、反対側へ体を倒す

  • 腰の横〜わき腹に伸びを感じるまで

  • 20秒×左右

◎ポイント
「腰を引っ張る」のではなく「体を長く伸ばす」感覚で。
腰痛持ちの方は無理をせず浅めでOK。

 

③ 胸開きストレッチ(胸椎リセット)

  • 壁に片手をつき、体をゆっくりひねって後方を見る

  • 15〜20秒キープ×左右

◎ポイント
胸の筋肉を広げると、肩や腰の張りも軽減。
スイング姿勢の巻き肩改善にも効果的。

 

「5分ケア」のルール

1️⃣ 動的ストレッチはスピードよりリズム
 → ゆっくり大きく、呼吸を止めずに。


2️⃣ 静的ストレッチは20秒キープが目安
 → 痛気持ちいい範囲でOK。


3️⃣ ウォームアップは腰ではなく股関節から
 → 骨盤が動けばスイングも安定する。

 

続けるほど差がつく!5分ケアの効果

ラウンド前だけじゃなく、毎日のルーティンにすることで


✅ 朝イチからスムーズに体が回る
✅ 腰や背中のハリを翌日に残さない
✅ 飛距離・ミート率が安定
✅ スイングテンポが良くなる


こんな変化が出ます!

 

🏥末広接骨院のゴルフ整体

末広接骨院では、
「腰を守りながら飛距離を伸ばす」ための身体づくりをサポートしています。

 

次回【第6回】予告

腰を守りながら飛距離を伸ばす!スイング動作チェック総まとめ
股関節・胸椎・体幹をつなげる「連動フォーム診断」で、
あなたのスイングを痛みのない理想形へ導きます!