末広接骨院のからだコラム|腰痛・肩こり・姿勢の専門情報発信

【第4回】ブレない軸をつくるゴルファー体幹トレーニング

2025年10月23日 11:30

【第4回】ブレない軸をつくるゴルファー体幹トレーニング

〜スイング安定&腰痛予防のW効果〜

 


ゴルフで腰を痛めないためには「ブレない体幹」が欠かせません。

この記事では、スイングを安定させるための体幹トレーニング法を紹介。

腰痛予防・飛距離アップを両立した、ゴルファー必見の内容です。【末広接骨院】

 

なぜゴルファーに「体幹」が必要なのか?

スイング中に腰を痛める人の多くは、体幹(胴体部分)をうまく使えていないことが原因です。

体幹とは「お腹まわり・背中・骨盤を支える深層筋群」のこと。

この部分が安定していないと、スイング中に軸がブレたり、腰に余分な力がかかります。


一方、体幹がしっかり働いている人は――


✅ 腰を反らさずにスムーズに回転できる
✅ 下半身の力をムダなく上半身に伝えられる
✅ スイングが再現性高く、疲れにくい



つまり、「体幹=スイングの土台」なのです。

 

体幹が弱いとどうなる?

・体が左右にブレる→スライス・ダフリが多くなる


・切り返しで腰が反る→腰痛・張り感が出やすい


・下半身と上半身の動きがズレる→飛距離が安定しない


・力んだスイングになる→手打ち・疲労が溜まりやすい


これらはフォームの問題ではなく、体幹の安定不足が根本原因です。


ゴルフに必要な「体幹」とは?

一言で体幹といっても、ゴルフでは次の3つが特に重要です👇


  1. 腹横筋(ふくおうきん):お腹の奥で腹圧を支える天然コルセット


  2. 多裂筋(たれつきん):背骨を細かく支える筋肉。腰の安定に必須


  3. 腹斜筋(ふくしゃきん):ねじる動きをコントロールする筋肉


この3つが協調して働くことが、腰を守りながらスイングを安定させる最大のポイントです。

 

1日10分でできる!ゴルファー体幹トレーニング3選

① デッドバグ(腹横筋を鍛える)

  • 仰向けで両手を天井に向け、膝を90度に曲げる

  • 片手と反対側の脚をゆっくり伸ばす(息を止めない)

  • 10回×2セット

ポイント:腰が反らないよう、お腹を軽く凹ませたまま

 

② バードドッグ(多裂筋+体幹の安定)

  • 四つ這いの姿勢で、片手と反対側の脚を伸ばす

  • 背中が丸まらないよう注意し、ゆっくり戻す

  • 左右10回ずつ×2セット

ポイント:骨盤が左右に揺れないように。

 

③ サイドプランク(腹斜筋・体幹全体)

  • 横向きで肘と足で体を支える

  • 肩から足まで一直線にキープ(20〜30秒×2回)

きつい場合は膝をついてOK。
呼吸を止めずに、
体幹の“軸”を感じながら続けましょう。

 

呼吸を整えるだけでも体幹は安定する

実は「呼吸」も体幹を安定させる大事な要素。
お腹をふくらませる
腹式呼吸を意識することで、
自然に腹横筋が働き、腰の負担を軽減します。

▶ 簡単!腹圧リセット法

  1. 仰向けで膝を立てる

  2. 鼻からゆっくり吸い、お腹をふくらませる

  3. 「フーッ」と細く息を吐きながらお腹を凹ませる


1日3分でも効果的。スイング前のウォームアップにもおすすめです。

 

体幹が安定するとスイングがこう変わる!


✅ 軸がブレずにミート率UP
✅ 腰痛が減り、長時間のプレーもラクに
✅ 下半身の力がスムーズに伝わり、飛距離UP
✅ 疲れにくく、スイングテンポが安定

まさに「体幹=スイングの司令塔」です。

 



🏥末広接骨院のゴルフ体幹ケア

末広接骨院では、ゴルファー専用の
体幹安定×動作改善プログラムを実施しています。

  • 骨盤・体幹の安定性テスト

  • 動作の姿勢分析

  • パワープレートによる体幹刺激トレーニング

  • 腰痛予防&飛距離アップのための動作指導

「腰を守りながらスイングを安定させたい」方は、ぜひご相談ください。
📍
半田市 末広接骨院/末広整体ラボ併設

 

次回予告

次回【第5回】は――

ラウンド前後の5分で変わる!
腰を守るゴルファーのストレッチ&ウォームアップ法

スイングの軸が安定したら、次は「動き出す前の体の準備」です。
プレー前後の“たった5分ケア”が、腰痛予防と飛距離アップの鍵になります!