末広接骨院のからだコラム|腰痛・肩こり・姿勢の専門情報発信

腰痛の人は「歩き始め」が痛いのはなぜ?

腰痛の人は「歩き始め」が痛いのはなぜ?

2026年08月06日 08:48

~歩き始めだけ痛い…その理由を最新の研究から解説します~



こんにちは。
末広接骨院です。



「椅子から立ち上がって歩き始めると腰が痛い。」
「朝起きて最初の数歩がつらい。」
「でも、少し歩くと楽になる。」



このような症状はありませんか?



この「歩き始めだけ痛い」という症状は、

腰痛の方によくみられる特徴の一つです。



「歩いたから悪くなった」のではなく、


身体が動き始める準備が整っていないこと

が関係している場合があります。



今回は、


なぜ歩き始めに腰が痛くなるのかを、

現在の研究で分かっていることをもとに解説します。

長時間同じ姿勢の後は身体が動きにくくなる

人の身体は、


長時間座ったままや寝たままの姿勢が続くと、


  • 腰まわりの筋肉

  • 股関節

  • 背骨の関節

  • 筋膜

などの動きが一時的に低下します。



この状態で


急に立ち上がって歩くと、

身体がまだ十分に動ける状態ではないため、


最初の数歩で腰に負担が集中しやすくなります。



医学的には、


このような症状を「始動時痛(しどうじつう)」

と呼ぶことがあります。


最初は身体を支える筋肉が十分に働いていません

歩くときには、


  • お尻の筋肉(大殿筋)

  • お腹の筋肉

  • 背中の筋肉

が協力して腰を支えています。



しかし、


動き始めは

これらの筋肉が十分に働いておらず、


腰だけで身体を支えようと

してしまうことがあります。



歩き続けると


筋肉の血流が良くなり、

神経から筋肉への指令もスムーズになるため、


自然と身体が動きやすくなります。



そのため、


「歩き始めは痛いけれど、5分くらい歩くと楽になる」

という方は少なくありません。


腰痛の人は歩き方が変わっていることもあります

最近の研究では、

慢性腰痛のある方は、


  • 歩幅が狭くなる

  • 歩く速度が遅くなる

  • 腰を必要以上に固めて歩く

傾向があることが報告されています。



これは痛みから身体を守ろうとする

自然な反応ですが、


その状態が続くと、


かえって腰への負担が

増えてしまうこともあります。



つまり、


歩き始めの痛みは、

腰だけの問題ではなく、


身体全体の動き方が影響している可能性があるのです。


歩き始めの痛みを減らすためのポイント

いきなり歩き出すのではなく、


身体を少し準備してから

動き始めることがおすすめです。



例えば、


  • 深呼吸を数回行う

  • 骨盤を前後にゆっくり動かす

  • その場で軽く足踏みをする

  • 最初の1~2分はゆっくり歩く

このような準備を行うことで、

筋肉や関節が動きやすくなり、


腰への負担を減らせる可能性があります。



また、デスクワークや車の運転などで

長時間同じ姿勢が続く場合は、


30~60分に一度立ち上がって

身体を動かす習慣もおすすめです。


このような症状がある場合は注意しましょう

歩き始めの痛みの多くは

筋肉や関節の動きに関係していますが、


次のような症状がある場合は

別の病気が隠れている可能性があります。


  • 足のしびれや力が入りにくい

  • 歩くほど痛みが強くなる

  • 発熱や体重減少を伴う

  • 排尿・排便の異常がある

  • 転倒や強い衝撃の後から痛みが続いている

このような場合は、

早めに医療機関を受診してください。

末広接骨院では「歩き方」まで確認しています

腰が痛いからといって、

原因が腰だけにあるとは限りません。



歩き始めに痛みが出る方では、


  • 股関節の動き

  • お尻の筋力

  • 身体のバランス

  • 歩き方のクセ

  • 長時間の姿勢による影響

などを総合的に確認することが大切です。



末広接骨院では、

痛みのある場所だけではなく、


身体全体の動きや歩き方まで評価し、

一人ひとりに合った施術とセルフケアをご提案しています。



「歩き始めだけ腰が痛い」
「少し歩くと楽になる」



そんな症状でお悩みの方は、

お気軽にご相談ください。